芥川賞など廃止せよ
2004年1月18日寒くて日記どころではない.
元来寒さに強いはずの俺も,
このエアコン無しの家にもどったとたん,
全機能低下.
正確には,
エアコンはあるが,
リモコンが失せたため,
電源が入らない,
のである.
いい加減買えよーって感じだけど,
ずぇったいこの家のどこかにあるはずだ
と思うと,新たに買うのも悔しいし,
買うにしろ,メーカーに問い合わせるのが
なんとなく面倒だしというダメ連鎖の
懲罰的極寒境なのである.
もっとも,
ベッドに入ってしまえば,生まれ持った自家発電が有効だからまったく
問題ないのだ.
芥川賞,俺は2人の作品をほとんど知らないが,
以前「インストール」だけはちらりと立ち読みしたことがある.ちょっと文才がある背伸び少女の妄想日記的で3ページ目から読めなかった.そんな(もう一人はぜんぜん知らない,御免,でもなんか風貌からして山田詠美と関係あるんじゃん?とか予測しては興味をそがれる)芥川賞である.出版不況と関連の深い受賞である.起爆剤?起爆乳ならゆるすけどーー.
いつか,ある文芸誌の編集長が「マンディアルグの『オートバイ』のような作品を書ける新人を探している」と語っていた.そうだ,いるかもしれないよ,いやいるはずだよ,こんな人口密度の日本だし,第一識字率高いし.ただ,作品そのもの以外における派手さが無いっつー貧弱な理由から落ちているだけかもしれないよ.とにかく,これは個人的な意見だが,俺はこういう少女漫画の延長的妄想と見た目の派手さ(19,20の乙女2人ダブル受賞)を採ってしまった陰で犠牲となったであろう別の新人の出世が阻まれたことを大いに憂う.
こんな芥川賞なら無い方が良い.
識字率と優秀な作品との間にはあまり深い関連など無いのかもしれない.
そう,俺もマンディアルグのような新人の登場を望んでいるのだ.
+++
「ロードオブザリング・旅の仲間」を観た.
自ら本を読むことなどまったくしなかった15年前に貪るように読んだ「指輪物語(旧訳)」の文章がぼくの長期記憶に焼き付けた映像イメージと今回の映画のイメージとのギャップが意外と少なかった.もちろん詳細は忘れていたが,フロドやビルボらのホビットやドワーフやエルフなどのキャスティング/衣装/言語は的確だと感じた.魔法使いガンダルフはもう少し若いのかなと思っていたがまぁぜんぜん許容範囲さ.映画が公開された時の評判が「最低な終わり方(最低な続編へのバトンタッチ)」だったと思うが,そのとおり,でも,もう既に3作完結している現在ではそんなマイナス要因にびびる必要も無くなった.怪物がちょっとやすっちーかったり,水戸黄門あるいはスター状態のマリオのような「心配ないからね,必ず最後に正義は勝つ」のような展開等にやや物足りなさを感じたが,こういう話の場合はしょうがないだろうし,そもそも原作もそんな感じだったように思う.ただ,原作ではもう少し敵キャラが怖くなかったところが逆に怖そうだった気がした.ま,でも,現在のCG技術が可能にした力作だと思う.ってぼくはいつまでたっても映画についてはこんな乏しいコトバしか吐けないことが悲しいが.映画だけでもないかもしれないけど.しらんしらん,おやすみ.
元来寒さに強いはずの俺も,
このエアコン無しの家にもどったとたん,
全機能低下.
正確には,
エアコンはあるが,
リモコンが失せたため,
電源が入らない,
のである.
いい加減買えよーって感じだけど,
ずぇったいこの家のどこかにあるはずだ
と思うと,新たに買うのも悔しいし,
買うにしろ,メーカーに問い合わせるのが
なんとなく面倒だしというダメ連鎖の
懲罰的極寒境なのである.
もっとも,
ベッドに入ってしまえば,生まれ持った自家発電が有効だからまったく
問題ないのだ.
芥川賞,俺は2人の作品をほとんど知らないが,
以前「インストール」だけはちらりと立ち読みしたことがある.ちょっと文才がある背伸び少女の妄想日記的で3ページ目から読めなかった.そんな(もう一人はぜんぜん知らない,御免,でもなんか風貌からして山田詠美と関係あるんじゃん?とか予測しては興味をそがれる)芥川賞である.出版不況と関連の深い受賞である.起爆剤?起爆乳ならゆるすけどーー.
いつか,ある文芸誌の編集長が「マンディアルグの『オートバイ』のような作品を書ける新人を探している」と語っていた.そうだ,いるかもしれないよ,いやいるはずだよ,こんな人口密度の日本だし,第一識字率高いし.ただ,作品そのもの以外における派手さが無いっつー貧弱な理由から落ちているだけかもしれないよ.とにかく,これは個人的な意見だが,俺はこういう少女漫画の延長的妄想と見た目の派手さ(19,20の乙女2人ダブル受賞)を採ってしまった陰で犠牲となったであろう別の新人の出世が阻まれたことを大いに憂う.
こんな芥川賞なら無い方が良い.
識字率と優秀な作品との間にはあまり深い関連など無いのかもしれない.
そう,俺もマンディアルグのような新人の登場を望んでいるのだ.
+++
「ロードオブザリング・旅の仲間」を観た.
自ら本を読むことなどまったくしなかった15年前に貪るように読んだ「指輪物語(旧訳)」の文章がぼくの長期記憶に焼き付けた映像イメージと今回の映画のイメージとのギャップが意外と少なかった.もちろん詳細は忘れていたが,フロドやビルボらのホビットやドワーフやエルフなどのキャスティング/衣装/言語は的確だと感じた.魔法使いガンダルフはもう少し若いのかなと思っていたがまぁぜんぜん許容範囲さ.映画が公開された時の評判が「最低な終わり方(最低な続編へのバトンタッチ)」だったと思うが,そのとおり,でも,もう既に3作完結している現在ではそんなマイナス要因にびびる必要も無くなった.怪物がちょっとやすっちーかったり,水戸黄門あるいはスター状態のマリオのような「心配ないからね,必ず最後に正義は勝つ」のような展開等にやや物足りなさを感じたが,こういう話の場合はしょうがないだろうし,そもそも原作もそんな感じだったように思う.ただ,原作ではもう少し敵キャラが怖くなかったところが逆に怖そうだった気がした.ま,でも,現在のCG技術が可能にした力作だと思う.ってぼくはいつまでたっても映画についてはこんな乏しいコトバしか吐けないことが悲しいが.映画だけでもないかもしれないけど.しらんしらん,おやすみ.
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