田園都市生活風

今月に入ってから休日というものが無かったので，今日はお休みいただいた次第．暗くなるまで寝てやった．こういう日がないと俺ダメなんすよう．

さて，堕落への一歩とは「本能の欲求が訪れるまで寝続けること」かもしれないなどと思っていた雨の日暮れ時，さすがに腹も減ってきたので外出しました．いつもの駅でいつもと反対の電車に乗るとすぐさま学生時代に戻れます．そんなわけで途中下車後4，5年前によく行ったミスドに行って「亜米利環珈琲＋オールドファッション」という定番商品を購入し，席に着き「純粋理性批判」を読もうとしました．しかし，久々に来た懐かしい店ということで，覚えず，店のさまざまなる変化や自分をとりまく変化などに思いを為したためか，今日のカント先生の言葉は俺には届きづらくなってゐたのでした．

店の何が変わったか？
・お気に入りのおねーさんがいなくなったこと
→　月日の経過を考えると当然です．
・若くてかわいい娘が増えたこと
→　従業員の平均年齢は月日がたってもあまり変わらないことを考えると当然です．
・韓国語で話しているカップルがいたこと．男は日本人，女は韓国人と思われます．女の方はなかなかかわいくて男の方はけっこうブ．
→　良くわかりませんが，かわいい娘と一緒にいる男に限って「ブ」だと思いたくなるのは何なんでしょう，僻みとか偏向とか鬱屈とかいうことに関係があるのでしょうか．

このようにア・プリオリに女の方ばかり見ながら渾身ライフワークを読まれているようではカント先生もやり切れないっすよね．

***

「重力と磁力の発見」−山本義隆