血抜きボンバイエ
2003年10月30日3連休休みナシ決定
***
Well I’m living here in Allentown
And it’s hard to keep a good man down
But I won’t be getting very hard to stay
ビリー・ジョエルと言えば,
何よりもこの曲が好きだ.
イントロを聴くだけで,パンタロンが廃れた頃のアメリカ−映像でしか知らない−と,広大な敷地の中のコンクリート建築や無骨に巨大なコンピュータが目に浮かぶ.それを扱うのは、当然もじゃもじゃ頭の白モヤシヤンキーである.ダイヤル式の電話とダイヤル式のTVチャンネラ,日本で言えば360円やコスモ星丸といったところか.
***
日常会話で,
「まずその言葉の定義が良くわからない」
などと言う奴は嫌いだ.
ナンセンスもいいところだ.
日常的な人間との日常的な会話においては,
話者同士の間で「相手はxxxということによって
どんな概念をどの範囲までにわたって表象しているのか」
ということを瞬時に推論することを繰り返すものである.
それを,明示的に示す必要のあるシチュエーションというのは,
議論や会合,あるいは何か非常に重要なことを
相手に伝える場合以外に無いであろう.
あまりにも定義域を明示的に定めておかないと
気がすまないような人は,それだけで既に
Griceの会話の公準を侵しているのだ.
情報系の学生とか研究者,中間管理職に多いね,こういう人.思うに,このような発言をする人ってのは,相手の発言を字義的に100%に近い理解度でもって自らの心意識に現象させないことには,怖くて誰ともお話ができないような類な人なのだろう.
ま,それも一理あるとは思うけれど.
ぼくはむしろ,オリジナリティの高い言葉と言葉,言葉と文脈の組み合わせ方をする人の言説が好きだ.
言葉と文脈の組み合わせの多様性の中に,
ぼくの好きなバランス域がある.
それは,主辞と喩辞のカテゴリ距離のある範囲が比喩としての"aptness"を規定するのと似ている.もちろん,主体ごとにその規定は異なるのだが,ある程度の一般性はある.バカパク,シブ知等…古いな.
***
血を抜いた.
かなり出が悪かったらしく,血抜き職人も
「なかなか出ないわねぇ」という始末.
「そんなこといわずに頑張ってくれよ,もう少しなんだ」
「あごが疲れちゃったわよ」
何れにせよ,
血液の粘性が高いというのは良いことではない
という亞プリオリな直感.
***
ものすごいへたくそな,溝口以上にへたくそな二人組みが,
つくばセンターのバス乗り場階段付近で
ブルーハーツの"ガンバレー!"を叫んでいた.
一人がギターでもう一人が歌."ガンバレー!"の
ところだけ二人で叫ぶ.
一人だったら100円くれてやったのに.
流し,いや彼らに敬意を表してストリート・ミュージシャンたちよ,
「まず、一人でやってみろよ」
***
Well I’m living here in Allentown
And it’s hard to keep a good man down
But I won’t be getting very hard to stay
ビリー・ジョエルと言えば,
何よりもこの曲が好きだ.
イントロを聴くだけで,パンタロンが廃れた頃のアメリカ−映像でしか知らない−と,広大な敷地の中のコンクリート建築や無骨に巨大なコンピュータが目に浮かぶ.それを扱うのは、当然もじゃもじゃ頭の白モヤシヤンキーである.ダイヤル式の電話とダイヤル式のTVチャンネラ,日本で言えば360円やコスモ星丸といったところか.
***
日常会話で,
「まずその言葉の定義が良くわからない」
などと言う奴は嫌いだ.
ナンセンスもいいところだ.
日常的な人間との日常的な会話においては,
話者同士の間で「相手はxxxということによって
どんな概念をどの範囲までにわたって表象しているのか」
ということを瞬時に推論することを繰り返すものである.
それを,明示的に示す必要のあるシチュエーションというのは,
議論や会合,あるいは何か非常に重要なことを
相手に伝える場合以外に無いであろう.
あまりにも定義域を明示的に定めておかないと
気がすまないような人は,それだけで既に
Griceの会話の公準を侵しているのだ.
情報系の学生とか研究者,中間管理職に多いね,こういう人.思うに,このような発言をする人ってのは,相手の発言を字義的に100%に近い理解度でもって自らの心意識に現象させないことには,怖くて誰ともお話ができないような類な人なのだろう.
ま,それも一理あるとは思うけれど.
ぼくはむしろ,オリジナリティの高い言葉と言葉,言葉と文脈の組み合わせ方をする人の言説が好きだ.
言葉と文脈の組み合わせの多様性の中に,
ぼくの好きなバランス域がある.
それは,主辞と喩辞のカテゴリ距離のある範囲が比喩としての"aptness"を規定するのと似ている.もちろん,主体ごとにその規定は異なるのだが,ある程度の一般性はある.バカパク,シブ知等…古いな.
***
血を抜いた.
かなり出が悪かったらしく,血抜き職人も
「なかなか出ないわねぇ」という始末.
「そんなこといわずに頑張ってくれよ,もう少しなんだ」
「あごが疲れちゃったわよ」
何れにせよ,
血液の粘性が高いというのは良いことではない
という亞プリオリな直感.
***
ものすごいへたくそな,溝口以上にへたくそな二人組みが,
つくばセンターのバス乗り場階段付近で
ブルーハーツの"ガンバレー!"を叫んでいた.
一人がギターでもう一人が歌."ガンバレー!"の
ところだけ二人で叫ぶ.
一人だったら100円くれてやったのに.
流し,いや彼らに敬意を表してストリート・ミュージシャンたちよ,
「まず、一人でやってみろよ」
コメント