テキサス・スリム

2003年9月27日
ダラスへ行く途中の機内で,
ぼくが例の"Texas Slim’s"の真っ赤なTシャツを
着ているのをスチュワードが発見し,
"Texas Slim’sって何だ?"と聞いてきた.
ぼくは本当のことを言った.
"さぁ?"

書くべきことは他にあるかもしれないのだが,
とりあえず,Texas人とのコミュニケーションは
ぼくにとって印象的だったので.

ニューオリンズのパキスタン人Taxiドライバーも
印象的だった.彼は1990-1994の間日本で働いて
いたらしい.いくつかの職を転々としたあと,
群馬県の"ニシダデンキ"で数年働いたとのこと.
その前はハラジュク,イケブクロにいたとの
ことだったので,"テレホンカード売り?"と
聞きたかったがやめた.でも気さくな人で,
かつ日本語が聞けるのに話せないってのが,
ぼくにはものすごく刺激的でいとをかし.多分
10年近くある言語を使わないと,話せなくは
なるが,聞く力はそんなに衰えないんだろうね.
彼はアメリカ女と結婚して離婚したといっていた.

「アメリカ女は見てくれは良いんだけどハートがぜんぜんだめだな」

同じアジアの血を持つぼくにとってはなんとなく
,いや,良くわかることばだった.
しかも彼はグリーンカードまでとったとのこと.
よくこのご時世に取れたな,とは言えなかったけど.

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