雨の 煙の 大手町
華の 薫の 大手町
辻で 彷徨う 大手町
たくさん 歩く 大手町

世界の 三菱 丸の内
少し 歩くと 大手町
ヘンな ねーさん 日本橋
少し 歩くと 大手町

うちの かみさん 大手町
巴里に 倫敦 大手町
水の 中にも 大手町
今日の 晩飯 大手町

ディズニー シーは どっちなの?
無理矢理 ひとつの 大手町
行きたい 方に いけば良い
スタバ たくさん 大手町
***

朝起きてTVをつけると,どこか遠くの
国の大統領だか国王だかが銃殺された
後の映像が映し出されていた。それを
観ながらMはサンドウィッチを食べた。

この頃のMはMでありMではなかった。
この命題はタルスキー氏にもわかるまい。
「いつも一緒にいたかった…隣で笑って・・」
という歌が流行っていた頃の話である。

3月のただれた泥雪の中,1つ上の卒業生たちが
煙草を吸っていた。毎年恒例の光景である。
玄関で友達と帰り支度をしているところだった
Mに「一緒に写真を撮ろう」と言い寄った
卒業生がいた。彼女は以前MにMという歌が録音
されたカセットテープを贈っていた。
Mは頑なに撮影を断った。無碍に断った。
Mの自慢の髪型はある罰則によりマルコメ君だったのだ。

「そんな写真の存在が世の中に残らなくて本当に良かったよ」

その少し前だろうか,頭からバーコードが
消滅し,変わりに頭皮の地図が目立ち始めた。

***

ひさびさの営業。
ひさびさの大手町某RI。
そして,
数日ブリのサンケイプラザ。

夕暮れ時の,門仲側からみると微妙に左曲がりな
永代橋にて,右に箱崎IBM,左に勝鬨・晴海,
この絵が好きなのだ。いまだ御上り的なぼくに
うってつけ。上から見下ろす箱崎とは大違い。

***

七夕。
大学3年時の生化学実験のとき以来,
短冊というものに字を書いていない。

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