はじめての構造主義

2003年4月29日
表題の本は入門には良いといわれて
いたが読んだことは無かった.
橋爪の著作は一つも知らなかった.

一度だけ,氏と教壇以外でお話をした.
ぼくはへべれけで内容は覚えていないが,
確か,プレゼンテーマ「ギャンブルは
必要悪か」についてだったと思う.

理系大学3年のぼくは,構造主義どころか,
意味論,語用論など存在も知らなかったし,
ニーチェもカントもヘーゲルもプラトンも
名前しか知らなかった.いや理系といえども,
ニューラルネットもC言語も何にも知らない
絶頂期.しかし免疫細胞,膜蛋白輸送,
シグナル伝達は得意分野だった.
まぁいいや.

表題の書は,入門者は勿論,
「構造主義など知ってるわい」という方にも
おすすめである.レヴィ-ストロースと
リーバイスの一致はぼくも前から気になっていた.

「悲しき熱帯」は読んだが「親族の構造分析」は読んでいない.
読みたいけれど多分気力と時間が無い,
しかし,構造主義とか何とか主義とかいう
のは基本的に胡散臭いと思う.

書物のコトバはだいたいみんな胡散臭い.
0.1%ぐらいの割りあいで出合う,そうでない
ものへの期待が「読む」ことへ繋がる.

新垣VS松坂

昨日はガオカで飲んで新田へ
多摩川園で終電が終わっていた.からtaxi.


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