「日本」と書いて「ヤマト」
2003年2月4日仕事以外の文字を書いていなかった.
会社で,ぼくの専用PCは現在3台.
専用サーバも含めば5台.
今日は週に一度触るか触らないかと
いうくらい貴重な接触機会のPCが
あるほうの部屋@アネックスビル(仮)
にいる.
誰もいないこの部屋を見渡すと,
逝人の残響を感じる.
今にも軽いドアをあけて,
「お,M君がんばってるか〜」
というドクターの声が聞こえて
きそうだと思うと気だるさは
感じないわけにはいかないのだが.
ある人間,たとえどんな印象をぼくに抱かせた
人間であろうと,をキーワードに,
その人と接触を持っていた頃の
自分の思っていたことや考えていたことを,
上流から下流へ過ぎ行くのを眺めることができる
のはいとをかし.
しかし,重要なことだが,
決してそれに手を伸ばすことはできないのだ.
今日のような手を伸ばしたくない
類の流れの場合は良いのだが,時に,
それを「今」として再認(パラドクスか)
したいと思うことがあるが,その場合,
流れは急速に向きを変え,水圧,水深,
水質,水のにおい等,すべてが悪条件に向かって
溜まり落ちるのだ.
そういう場合,河原から繋がる足場石や橋の
存在は予め否定されている.
先週末は,殺生河原に行ってきた.
電車の中で,可愛くない娘のおしゃべりが
激しくて,苛苛したが,
その後の旅は快適だった.
思えば,KK以外と二人スキーは
はじめてかもね.スキーも温泉も
その享楽をば良い割合で我に与えて
くれた.そして,温泉街.
あまり知らないのだ.
だから大観光地化しているにも
かかわらず,ぼくには新鮮で,
何より,久しぶりの2人旅行だし,
寝不足から抜け出す前は
東海道線みたいな電車に不満だったが
雪世界の閾値を越えた冷気に触れると爽快で,
はじめの日のそばはまずかったが,
旅館の料理が良い意味で期待を大きく裏切ってくれ,
古文豪の石碑が誰の手入れも入らずに,
雪に埋もれていたのもいとをかしくて,
保養された.
湯畑を囲む柵に彼の地を訪れた高名者達の名が
刻まれていた.
虎さん,裕次郎,小林秀雄,田中角栄ぐらいまでは,
おお,というぐらいだったが,
年代を下ってゆき,
「源頼朝-征夷大将軍-」を
みた時には,すげえ,と思った.
その他「大名」,「公家」,「武家」等の
カテゴリラベルにわくわくした.
内容はしらんが.
しかしさすがに,
「日本武尊-伝説上の英雄-」を
みた時には,繭椿.
その後古事記を調べたが,
該当する地名は見当たらず.
ただ,筑波山の方まで行ったらしい(今この
瞬間は「来たらしい」という方が適切か)
から,"東征"の際に彼の地にも立ち寄った
可能性はあるだろう.
それとも,
もしかしてまだ知らない日本書紀の方に
明記されているのか?
あるいは,それ以外のまだ知らない
外伝(存在の有無も知らないが)にでも
記されているのだろうか.
会社で,ぼくの専用PCは現在3台.
専用サーバも含めば5台.
今日は週に一度触るか触らないかと
いうくらい貴重な接触機会のPCが
あるほうの部屋@アネックスビル(仮)
にいる.
誰もいないこの部屋を見渡すと,
逝人の残響を感じる.
今にも軽いドアをあけて,
「お,M君がんばってるか〜」
というドクターの声が聞こえて
きそうだと思うと気だるさは
感じないわけにはいかないのだが.
ある人間,たとえどんな印象をぼくに抱かせた
人間であろうと,をキーワードに,
その人と接触を持っていた頃の
自分の思っていたことや考えていたことを,
上流から下流へ過ぎ行くのを眺めることができる
のはいとをかし.
しかし,重要なことだが,
決してそれに手を伸ばすことはできないのだ.
今日のような手を伸ばしたくない
類の流れの場合は良いのだが,時に,
それを「今」として再認(パラドクスか)
したいと思うことがあるが,その場合,
流れは急速に向きを変え,水圧,水深,
水質,水のにおい等,すべてが悪条件に向かって
溜まり落ちるのだ.
そういう場合,河原から繋がる足場石や橋の
存在は予め否定されている.
先週末は,殺生河原に行ってきた.
電車の中で,可愛くない娘のおしゃべりが
激しくて,苛苛したが,
その後の旅は快適だった.
思えば,KK以外と二人スキーは
はじめてかもね.スキーも温泉も
その享楽をば良い割合で我に与えて
くれた.そして,温泉街.
あまり知らないのだ.
だから大観光地化しているにも
かかわらず,ぼくには新鮮で,
何より,久しぶりの2人旅行だし,
寝不足から抜け出す前は
東海道線みたいな電車に不満だったが
雪世界の閾値を越えた冷気に触れると爽快で,
はじめの日のそばはまずかったが,
旅館の料理が良い意味で期待を大きく裏切ってくれ,
古文豪の石碑が誰の手入れも入らずに,
雪に埋もれていたのもいとをかしくて,
保養された.
湯畑を囲む柵に彼の地を訪れた高名者達の名が
刻まれていた.
虎さん,裕次郎,小林秀雄,田中角栄ぐらいまでは,
おお,というぐらいだったが,
年代を下ってゆき,
「源頼朝-征夷大将軍-」を
みた時には,すげえ,と思った.
その他「大名」,「公家」,「武家」等の
カテゴリラベルにわくわくした.
内容はしらんが.
しかしさすがに,
「日本武尊-伝説上の英雄-」を
みた時には,繭椿.
その後古事記を調べたが,
該当する地名は見当たらず.
ただ,筑波山の方まで行ったらしい(今この
瞬間は「来たらしい」という方が適切か)
から,"東征"の際に彼の地にも立ち寄った
可能性はあるだろう.
それとも,
もしかしてまだ知らない日本書紀の方に
明記されているのか?
あるいは,それ以外のまだ知らない
外伝(存在の有無も知らないが)にでも
記されているのだろうか.
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