エロエロ

最近は，
SUM41のことしか考えられない．
はやくライヴに行きたい．

ゲイ小説を読んでかなり気持ち悪くなる．
ジュネ，泥棒日記．
俺はこの手の小説はダメだ．
とりあえず深くて特有の魅力があって
すごく面白いのだけれど，ホモ的描写の
部分になると，胃の奥底から戻り汁が
でそうになる．これで，勃起する輩も
いるのかと思うとホント人間って不思議だ．
偉大なるコクトオやサルトル(は違うか)なんか
もこれを読んで起ってしまった性質なのかも
しれない，などと思うと，芸術とかってなんだよ
まったく，と思う．事実，三島にしても，
ゲイと葉隠というぼくにとっては2大嫌悪的思想
がテクストの至る所に散在しているも，
思想色が薄い「潮騒」や，「音楽」なんかを
読むと，これぞ昭和の文学だ，などと思ってし
まう．何がなんだかさっぱりだ．

前から思うけれど，芸術表現は尋常じゃなく
素晴らしいが時に嘔吐．エルトン・ジョン然り，
プラトンの世界然り．

あ，アポリネールの「ドンジュアンの冒険」
にはちょっと勃起した．解説によると，
この作品は純粋に金儲けのためのエロ
小説だったらしい．どのページをみても
舐めて舐められどっちの穴がどうなって云々．
思わずまた命令したくなる．

起つか起たないかという判定基準がある．
　起つ→エロ小説的ジャンル
という分類だ．

その意味ではサドは純文学であり，
バタイユのあるものはエロ小説であり，
ブコウスキーは文学だ．

泉鏡花のエロ小説なんか読んでみたいが．