今日の夢,

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巨大な建築群が舞台.
どうやらぼくはその土地のどこかの研究室で
はたらいている.

雨がふってきて,
エリアの中心部に聳える,
オペラハウスのような建物に入る.
そこに入ることは
なぜか規則違反であった.

たくさんの知らない若者達と,
たくさんの知らない年寄達が,
燕尾服やなんやを纏い,
楽しそうにに話していた.
ホールの外の広いロビー.

とにかく上へ上へとぼくは,
階段あるいはそれ以外の手段で
頂上を目指した.

あるとき,ついに出口が見つかった.
それが頂上であったか否かは,
よくわからない.

外に出ると,空は真っ暗だったが,
工場は忙しさのピークであった.
工学部の学生が,一台のフォークリフトを
誘導している横を,
ぼくは慎重にかわしながら走りぬけた.

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この夢に登場したすべての場所,
すべての人物,すべての景色は,
きっと,
昼間の世界でぼくが一度もみたことが
ないものばかり.

しかし,それらを断片は,
たしかにぼくだけのものだ.
覚えがあってもなくても.

どの切り口についても,
ぼくは,帰納的に何かを語り得るのだ.
ただし,すべての夢に無意識からの
メッセージを期待することはナンセンスである.

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