夢もあったけれど、まだある。

朝、ほんとに寝坊しそうな勢いだった。
テレビタイマーセット時刻からかなり
時間が経っていた。「今日のわんこ」
はまだ始まってはいなかったが。とい
うとさも自力で起きたような言い草だ
けど、今日もありがとう。

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記憶の中に、さまざまな瞬間がある。
だが、それを意識できない時がある。
たとえば、今ヘヴィローテの曲があ
るとしよう。今それを聴いて、何を
思うか？感じるか？多分、強烈なイ
メージは何も喚起されないだろう。
それが、ある程度時間の経過を得て
その曲を聴くとどうなるか。その時
意識できなかった気持ちや感情、時
にはその時の気候やシャンプーの香り
まではっきり思い出されることもある
だろう。要するに、「今」を感じる
ことは「未来」においてのみ可能と
なる。もちろん、正確には感情やら
なにやらは全て事後的で、0.1m秒後
もみ「未来」と言えてしまうが、ここ
では「未来」を十分時間が経過した
後の状態とdef.

仮説：
「時間」の直列性がエピソード記憶に施す並列化作用

→実験方法：秘密(有能なSubjects)
既存のオーソドックスな実験法。
→実験結果：先行研究との比較等による
妥当性、評価等。他領域から
の知見との整合性。(生理学
レベル、心理学レベル、哲学
レベル…）
→仮説モデルの作成：秘密(計算モデル)
実験結果との整合性。
→論文が書ける。

なんて甘くはない。
きっとこんなことはとっくに誰かがやっているに
違いない。

最後の最後で、突然研究モードになった。
今日の仕事。俺が悩んでいたことは、ドクター
曰く「どうしようもない」ことらしいから。
「そんなんもう動いてんだからはやく適当に
やめて形態素解析ツールでもDLしなよ」
「(ちょっとうれしい声で)あはは、そ、そうです
ね、こんなところがA型なんで、エヘヘ」
とにかく、しばらく続いたサーバー構築の
お仕事はいちお終了。さあ！研究だ！

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素敵なつゆの幕開けを
マグロのたたきと少量の米。

着替えもっていこうかな。。
ランチを食う相手がいない！！
いるけど、大人たちの会話には
ついて行けないし。他のみんなは
大学出張だし。しょうがないから
一人でヨーカドーにくりだすと、
新卒仲間の彼(実は名前知らなか
ったり)がいる。あ、よこには
おねーさまがいる。あんたら知り
合いだったのか。ってそうだよな
同じ会社だから。壁の向こうの
ぼくは、友達を作るどころか、
顔も名前も知らない人ばかり。
これぞ研究職；；；；じゃないだろう。
でも、なにげに強がりぬきで、
ランチこそが一時の独りになれる時。

平和な午後の悪ふざけ
爪先から溶けそうだよ〜
ていうのは幻で、今日の睡魔は
さらに悪し。

最近のことをふと考える。
いや、ふと、じゃないだろうね。
潜在的には常駐している思考。
有限の時を、生かすも殺すも
その人の手腕だ、と。手腕と
いうとなんか戦略的か。なんて
いうんだろうか。

小さくまるくなって、そして、
ビール。